tcpserver

オプション

次のようにして起動します。
tcpserver options host port program [ arg ... ]

options

次のようにオプションを記述します。
[ -1pPhHrRoOdDqQv ] [ -climit ] [ -xrules.cdb ] [ -Bbanner ] \
[ -ggid ] [ -uuid ] [ -bbacklog ] [ -llocalname ] [ -ttimeout ]
また、下記の表に主なオプションを示します。詳細は man tcpserver を見てください。

host

サーバを起動するIPアドレス/ホストを特定しないのであれば 0 を記述します。

port

ポート番号あるいはサービス名を記述します。

program

サーバ・プログラム名を記述します。

主なオプション
オプション 内容
-q エラーメッセージを出力する
-Q エラーメッセージを出力しない(デフォルト)
-v すべてのメッセージを出力する
-p パラノイドを行う。リモートホスト名を調べた後、そのホスト名でIPアドレスを調べ、TCPREMOTEIP に一致するか調べる。一致しない場合は TCPREMOTEHOST をセットしない。
-P パラノイドを行わない。(デフォルト)
-h リモートホスト名を調べ、TCPREMOTEHOST をセットする。(デフォルト)
-H リモートホスト名を調べない。
-r IDENTを行い、TCPREMOTEINFO をセットする。(デフォルト)
-R IDENTを行わない。
-c limit 最大同時接続数の設定。デフォルトは40
-x rules.cdb 接続制御を行うときの接続制御データベースのファイル名
-B banner 接続時にバナーをネットワークへ出力する。
-u uid ユーザIDを uid に切り替える
-g gid グループIDを gid に切り替える
-l localname ローカルホスト名を調べるのをやめて、localname を TCPLOCALHOST にセットする
-t timeout IDENT をタイムアウトする時間(秒)。デフォルトは 26

目次 - tcpserver とは - インストール - 接続制御データベース - 環境変数 - オプション - 起動例 - TIPS - tcpanalog