D. J. Bernstein
Data structures
cdb

cdb のインストール

他のソフトウェアと情報一般と同様に、cdb には保証書は付いていません。

必要なシステム

cdb は UNIX でしか動きません。

インストール

cdb パッケージをダウンロードしてください。 cdb パッケージの最新版は cdb-0.75.tar.gz. です。

cdb パッケージを展開してください:

     gunzip cdb-0.75.tar
     tar -xf cdb-0.75.tar
     cd cdb-0.75

cdb プログラムをコンパイルしてください:

     make

ルートになって、/usr/local に cdb プログラムをインストールしてください:

     make setup check

自動試験

このテストを行うためには softlimit (訳注:daemontools パッケージに含まれています)が必要です:
     make rts
     ./rts > rts.out
     cmp rts.out rts.exp
普通は何も出力しません。

(バージョン0.75から含まれている)rts は動作に時間がかかることに気をつけてください。例えば、Pentium II-350 では155秒かかります。(/dev/null へ3つの4GBのデータベースを書き込んでいます。)

手動試験

/etc/services からデータベースを作成してください:
     ./cdbmake-sv test.cdb test.tmp < /etc/services
データベースを試験するために cdbtest を使用してください:
     ./cdbtest < test.cdb
bad lengthnot found 記録は 0 になるはずです。 /etc/services に複数行で同じサービスが載っていなければ、different record の記録は 0 になるはずです。

データベースから特定のレコードの取り出してみましょう:

     ./cdbget smtp/tcp < test.cdb && echo ''
     ./cdbget @25/tcp < test.cdb && echo ''
データベースの統計情報を出力してみましょう:
     ./cdbstats < test.cdb
数値は d0 を過ぎたら急速に減少するはずです。

成功を報告したいときは:

     ( echo 'First M. Last'; cat `cat SYSDEPS` ) \
     | mail djb-sysdeps@cr.yp.to
First M. Last をあなたの名前で置き換えてください。
訳:滝澤 隆史
Last modified: Sat Mar 18 09:48:50 2000