argv0 realname zero argsrealname は一つの引数です。 zero は一つの引数です。 args は任意の数の引数です。
argv0 はディスク上に realname という名前で格納されているプログラムを起動します。このとき、zero を(realname 以外の) 0 番目の引数に、args を残りの引数に設定します。
例えば、
argv0 /bin/csh -cshは -csh を 0 番目の引数として /bin/csh を起動します。 /bin/csh はログインシェルであると考え、それ相応に振る舞うでしょう。
別の例として、コマンド
tcpserver 0 ftp argv0 tcpd ftpd -l -Aは /etc/inetd.conf における
ftp stream tcp nowait root tcpd ftpd -l -Aと同じような効果があります。 tcpd プログラムは 0 番目の引数 ftpd と残りの引数 -l -A で起動されます。 tcpd は tcpserver の -x オプションによって置き換えられることができ、また置き換えられるべきであることを気づいてください。