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接続制御データベース

接続制御データベースの作成にはtcprules日本語訳)を使います。

  1. データベースを作成するために次の形式のファイルを作成する。

    IPアドレス:制御
  2. 次のようなファイルを作成する。

    • 特定のユーザ、ホストからのみftpを許可したい。

      $ cat /service/ftpd/tcp
      foo@1.2.3.7:allow
      1.2.3.6:allow
      1.2.4.:allow
      :deny

      (ユーザ名がfoo、IPアドレスが1.2.3.7のホスト及びIPアドレスが1.2.3.61.2.4.*であるホストからは接続を許可し、他のホストからは接続を拒否する)

    • 特定のホストからのsmtpの接続に対して環境変数を設定したい。

      $ cat /service/smtpd/tcp
      1.2.3.6:allow,RELAYCLIENT=""
      127.:allow,RELAYCLIENT=""

      (IPアドレスが1.2.3.6127.*であるホストからの接続に対しては環境変数RELAYCLIENT=""を設定して接続を許可し、他のホストからは環境変数を設定せずに接続を許可する)

  3. 以上のファイルをcdb形式に変換する。

    $ cd /service/ftpd
    # /usr/local/bin/tcprules tcp.cdb tcp.tmp < tcp
    $ cd /service/smtpd
    # /usr/local/bin/tcprules tcp.cdb tcp.tmp < tcp